首都圏から1時間で絶景&グルメ満喫!茨城のおすすめ観光スポット総まとめ【2025年最新版】

国営ひたち海浜公園

 

茨城県は、首都圏からのアクセスが良好ながら、豊かな自然・奥深い歴史・多彩なグルメが堪能できる隠れた観光の宝庫。

本記事では、初めて茨城を訪れる方はもちろん、何度も足を運んでいるリピーターにもおすすめの注目スポット・郷土料理・モデルコースをご紹介します。

「あんこう鍋」や「納豆」といった定番グルメから、絶景スポットや由緒ある神社巡り、さらには季節ごとの服装・気候情報まで一挙解説。

ぜひこの記事を参考に、次回の茨城旅行の計画を立ててみてください!

目次

茨城県の基礎知識・アクセス

茨城県とは

  • 場所: 関東地方の北東部に位置し、東は太平洋に面し、北側は福島県、西側は栃木県、南側は千葉県と接しています。
  • 特徴: 首都圏からの近さと、豊かな自然環境(海・湖・山)が同居しており、工業都市から農漁業が盛んな地域まで多種多様な表情を持ちます。

アクセス

  • 電車・バス:
    • JR常磐線(東京駅~水戸駅を最短約1時間15分~1時間25分)。
    • つくばエクスプレス(秋葉原駅~つくば駅 約45分)。
    • 高速バスも多数運行(東京駅~水戸・つくばなど)。
  • :
    • 常磐自動車道、東関東自動車道が整備され、三郷ICから水戸ICまでは約60分。
    • ドライブを満喫しながら各観光地を巡るのに便利。

ポイント

  • 日帰りでも十分楽しめる距離感ですが、1泊2日や2泊3日でゆったりと巡ると、より多彩なスポットを回れます。
  • 茨城の主要駅(水戸駅・勝田駅・土浦駅など)を起点に、路線バスや観光周遊バスを使うのもアリ。

    2. 大自然を満喫!茨城の絶景スポット5選

    ここでは、「絶対に外せない!」という茨城の自然スポットを厳選して5つご紹介します。

    2-1. 国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)

    国営ひたち海浜公園

    見どころ

      • 春:ネモフィラの青い花畑が一面に広がり、まるで空と地面がつながるかのような絶景。
      • 秋:コキアの紅葉によって丘が真っ赤に染まり、写真映え度抜群。
    • アクティビティ
      • レンタサイクルで園内を散策したり、遊園地エリア・バーベキュー広場も完備。
      • ファミリーやカップル、シニア世代にも人気。
    • アクセス
      • JR常磐線「勝田駅」からバスで約20分、「海浜公園西口」下車すぐ。
    • ワンポイント: 季節ごとに「フラワーカレンダー」が更新されるため、公式HPで開花状況を事前に確認するのがおすすめ。

    2-2. 筑波山(つくば市)

    筑波山

    見どころ

      • 「西の富士、東の筑波」と言われるほど、端正な山容が魅力的。標高877mと登りやすい点も特徴。
      • 秋の紅葉、冬の澄んだ空気の中で見る関東平野の眺望は圧巻。
    • 登山ルート
      • ケーブルカーやロープウェイを利用すれば、小さな子ども連れでも山頂付近まで楽々アクセス可能。
      • 男体山・女体山と2つの山頂があり、縁結びのご利益でも有名。
    • アクセス
      • つくばエクスプレス「つくば駅」から筑波山シャトルバスで約40分。
    • トピック: 山頂のパノラマ展望はSNS映え確実。周辺には日帰り温泉や土産物屋も多いので、下山後の楽しみも豊富。

    2-3. 袋田の滝(大子町)

    袋田の滝

    見どころ

    日本三名瀑のひとつ。落差120m、幅73m、4段に分かれて流れ落ちることから「四度の滝」とも呼ばれる。

      • 冬季の「氷瀑」は感動的。ライトアップも開催され、幻想的な雰囲気を味わえる。
    • 観瀑台
      • 第一観瀑台:滝の下部を正面から見る迫力満点スポット。
      • 第二観瀑台:エレベーターで上がり、上部から滝を見下ろす絶景スポット。
    • アクセス
      • JR水郡線「袋田駅」からバスまたは徒歩(約10~15分)。
    • 周辺情報: 道の駅「奥久慈だいご」で奥久慈しゃもなどご当地グルメを楽しんだり、温泉施設でのんびりするのもおすすめ。

    2-4. 大洗海岸(大洗町)

    大洗海岸

    見どころ

      • 太平洋を一望するロングビーチと、海中の岩礁に立つ「神磯(かみいそ)の鳥居」が絵になる絶景。
      • 冬の荒波と鳥居のコントラストは迫力満点で、日の出スポットとしても有名。
    • イベント
      • 海開きシーズンは家族連れでにぎわい、冬には「あんこう祭り」が大人気。
      • 大洗磯前神社への参拝や、周辺の漁港で新鮮な海鮮を味わうのも鉄板コース。
    • アクセス
      • 鹿島臨海鉄道「大洗駅」からバス、または徒歩15~20分程度。
    • ワンポイント: 早朝の風景が特に神秘的。鳥居越しに昇る朝日はSNSで話題になることも多いので、写真好きは必見。

    2-5. 霞ヶ浦(県南エリア)

    霞ヶ浦

    見どころ

      • 国内第2位の面積を誇る広大な湖。湖畔を走る「りんりんロード」はサイクリングやランニングにぴったり。
      • 魚影が濃く、釣り好きの聖地としても知られる。
    • アクティビティ
      • SUP(スタンドアップパドル)、カヤックなどウォーターアクティビティも盛ん。
      • 帆引き船の観光クルーズ(季節限定)では、伝統漁法の迫力ある姿を体験できる。
    • アクセス
      • JR常磐線「土浦駅」周辺が拠点。レンタルサイクルや観光船の運行情報をチェック。
    • 見どころ: 朝夕で湖面の表情が変わるため、時間帯を変えて訪れるのもおすすめ。

    3. 歴史・文化体験:茨城ならではの名所めぐり

    茨城県には、古くからの歴史と文化が息づくスポットが多数点在します。徳川家と縁の深い水戸藩の史跡や、東国三社をはじめとする由緒正しい神社など、一度は訪れたい場所を紹介します。

    3-1. 偕楽園(水戸市)

    偕楽園

    見どころ

    「日本三名園」のひとつ。約3,000本の梅が咲き乱れる春(2~3月頃)は特に見ごたえ抜群。

      • 園内には藩主の別邸「好文亭」や湧水「吐玉泉」など見所多数。
    • 歴史背景
      • 水戸藩第9代藩主・徳川斉昭が天保13年(1842年)に造園した公園。
      • 「民と偕(とも)に楽しむ」精神が込められた市民参加型の名園。
    • アクセス
      • JR常磐線「水戸駅」からバスで約20分、「偕楽園前」下車。
    • 豆知識: 毎年2月中旬~3月下旬にかけて「水戸の梅まつり」が開催され、多くの観光客で賑わいます。

    3-2. 弘道館(水戸市)

    弘道館

    見どころ

    戸藩校として創設された、日本最大級の藩校建築。正門や至善堂などが重要文化財に指定。

      • 早春には梅が咲き、偕楽園との相乗効果で「梅まつり」の開催拠点となる。
    • 体験
      • 歴史好きにはたまらないスポット。偕楽園と合わせて巡ると、水戸徳川家の文化を深く知ることができる。
    • アクセス
      • JR水戸駅から徒歩約8分という立地の良さも魅力。

    3-3. 鹿島神宮(鹿嶋市)

    鹿島神宮

    見どころ

      • 創建は紀元前660年とされる古社。全国に約600社ある鹿島神社の総本社で、東国三社(鹿島神宮・香取神宮・息栖神社)の一角をなす。
      • 武の神「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)」が祀られ、勝負運や決断力アップのパワースポットとして有名。
    • 社殿
      • 樹齢約1,300年の御神木や、重要文化財に指定されている奥宮・楼門など見応えたっぷり。
    • アクセス
      • JR鹿島線「鹿島神宮駅」から徒歩約10分。
    • トピック: 「三社詣り」として、鹿島神宮・香取神宮・息栖神社をまとめて巡るモデルコースも人気。

    3-4. 笠間焼体験(笠間市)

    • 見どころ
      • 約240年の歴史を持つ伝統工芸「笠間焼」。素朴な質感と自由な作風が魅力。
      • 窯元めぐりや陶芸体験教室が豊富にあり、絵付けや手びねり、ろくろ体験など楽しみ方はさまざま。
    • 笠間稲荷神社
      • 笠間と言えば日本三大稲荷に数えられる笠間稲荷神社も有名。参拝と合わせて訪れたい。
    • イベント
      • 春・秋に開催される「笠間の陶炎祭(ひまつり)」では、多数の作家が出店し掘り出し物をゲットできるチャンス。

    3-5. 霞ヶ浦帆引き船(かすみがうら市)

    • 歴史文化
      • 明治期に始まった霞ヶ浦特有の漁法「帆引き船」。大型の帆で風を受け、効率的に漁を行う伝統スタイル。
      • 現在は観光用として復元され、帆引き船クルーズを体験可能(季節限定)。
    • 迫力シーン
      • 大きな帆を張った船が湖面を行き交う姿は幻想的。夕日とのコントラストも見事。
    • チェックポイント: 運航日や予約方法は公式HPなどで要確認。シーズン中も天候によって中止となる場合あり。

      4. 茨城グルメを堪能:一度は食べたい郷土料理・最新スイーツ

      “茨城=納豆だけ”なんて思うのはもったいない!

      実は「あんこう鍋」「常陸牛」「那珂湊焼きそば」「メロン」など、食の宝庫と呼ばれるほど充実しています。ここでは代表的なグルメを紹介します。

      4-1. あんこう鍋

      • 特徴
        • 「東のあんこう、西のふぐ」と評される高級魚・あんこうを丸ごと味わえる冬の風物詩。
        • 肝・身・皮・水袋など“あんこうの七つ道具”を余すところなく使い、コク深い味わいに。
      • エリア
        • 北茨城や大洗町周辺の漁港で水揚げされる「きあんこう」が特に有名。
      • 味わい
        • 味噌仕立てで濃厚なスープや、あっさり醤油ベースで楽しめるお店などさまざま。コラーゲンたっぷりで美容効果も期待。
      • おすすめ
        • 冬季には「あんこう祭り」も行われ、多数の店舗が期間限定のあんこう料理を提供。

      4-2. 那珂湊焼きそば

      • ご当地B級グルメ
        • ひたちなか市で古くから愛される「モチモチ太麺」が特徴の焼きそば。
        • 麺は“手延べせいろ蒸し麺”を使うお店が多く、コシの強さと食感がやみつきに。
      • バリエーション
        • ソースベース、醤油ベース、海鮮入りなど、各店が独自の味を追求。食べ比べも楽しい。
      • 立ち寄りスポット
        • 那珂湊おさかな市場周辺に専門店や食堂が点在。新鮮な魚介と合わせて楽しみたい。

      4-3. 納豆(水戸納豆)

      • 茨城=納豆の代名詞
        • 小粒で粘り気が強く、香り豊かな「水戸納豆」が全国的にも有名。
        • パックはもちろん、昔ながらの「わら納豆」や干し納豆、納豆スナックなどバリエーション多数。
      • お土産
        • 「天狗納豆」「舟納豆」など老舗ブランドが人気。水戸駅の土産コーナーで気軽に入手可能。
      • 楽しみ方
        • ご飯にかけるだけでなく、納豆オムレツや納豆そばなどアレンジレシピも豊富。

      4-4. 茨城メロン

      • 生産量日本一
        • 鉾田市や鹿嶋市などを中心に、多種多様なメロンが栽培される。
        • 4月~10月頃まで旬が続くため、長い期間で味わえるのも魅力。
      • 特長
        • 甘みがしっかりしていながら、後味はさっぱり。果汁がたっぷりでジューシー。
      • 体験
        • 農園でメロン狩り体験ができるスポットもあり、完熟メロンをその場で味わえる贅沢な時間を満喫。

      4-5. 常陸秋そば

      • “玄そばの最高峰”とも称される香り豊かな品種。
      • そば街道
        • 常陸太田市や奥久慈エリアを中心に、そば処が点在。“新そば”シーズン(秋~冬)には特に賑わう。
      • 歴史
        • 水戸黄門こと徳川光圀が隠居後、自らそば打ちを楽しんだとも伝えられるほど、茨城に根付いた食文化。

        旅に役立つ!季節ごとの気候と服装アドバイス

        茨城は比較的穏やかな気候ですが、海沿いや山間部では季節や天候次第で寒暖差が大きくなります。事前に服装をチェックしておけば、観光がより快適に。

        • 春(3~5月)
          • 平均最高気温:13~22℃前後。梅や桜、ネモフィラなどが見頃。
          • 服装: 長袖シャツ+軽めのアウター(パーカー、カーディガンなど)。朝晩は冷えることも。
        • 夏(6~8月)
          • 平均最高気温:25~30℃前後。梅雨~夏は湿度が高く、蒸し暑い日も多い。
          • 服装: 半袖・ショートパンツなど軽装が基本。冷房対策に薄手の羽織り物があると安心。
        • 秋(9~11月)
          • 平均最高気温:26~16℃程度。昼夜の寒暖差が大きい。
          • 服装: 長袖やパーカー、薄手ジャケットなど重ね着を意識。紅葉シーズンで観光客が増える時期。
        • 冬(12~2月)
          • 平均最高気温:10℃前後、最低気温は0℃近くまで下がることもある。
          • 服装: 厚手コートやダウン、マフラー、手袋など本格的な防寒対策が必要。
          • 注目スポット: 袋田の滝の「氷瀑」や大洗の「あんこう鍋」など冬ならではの楽しみも豊富。

            6. 茨城旅行をさらに楽しむ!エリア別おすすめツアー・モデルコース

            6-1. 日帰りで満喫!【海&名瀑コース】

            1. 竜神大吊橋(常陸太田市)
              • 日本最大級の歩行者専用吊橋。スリル満点&絶景。
            2. 道の駅 奥久慈だいご
              • 奥久慈しゃも親子丼や温泉でリフレッシュ。
            3. 袋田の滝(大子町)
              • 四季折々の壮観な滝。冬のライトアップは必見。

            所要時間目安: 朝~夕方の弾丸日帰りでも可能。車移動推奨。

            6-2. 1泊2日でのんびり【大洗&水戸コース】

            • 1日目
              1. 那珂湊おさかな市場:新鮮な海鮮丼やお寿司でランチ。
              2. アクアワールド茨城県大洗水族館:サメの飼育種類数が日本一。イルカショーや大水槽も圧巻。
              3. 大洗周辺の宿で宿泊:あんこう鍋など海鮮づくしを堪能。
            • 2日目
              1. 大洗磯前神社(神磯の鳥居):早起きして海から昇る朝日を拝む。
              2. 偕楽園(水戸市):名園の四季を楽しむ。
              3. 千波湖:貸しボート・レンタサイクルで自然に癒される。

            ポイント: 2日間で海・神社・公園とバラエティ豊かな茨城を満喫できます。

            6-3. 歴史とグルメの欲張り【東国三社&鹿行(ろっこう)エリアコース】

            • コース概要
              • 鹿島神宮 → 息栖神社(神栖市) → 香取神宮(千葉・香取市)を巡る「三社詣り」。
              • 途中で「鹿島灘海浜公園」や「潮来のあやめ園」に立ち寄るのも◎
            • グルメ
              • 鹿行エリアは海の幸の宝庫。はまぐりやしらすなどの海鮮料理がおすすめ。

            6-4. 自然体験×農業体験【霞ヶ浦&筑波山エリアコース】

            • モデルプラン
              1. 霞ヶ浦でサイクリング → 帆引き船クルーズ(季節限定)。
              2. つくば市で農業体験(果物狩りや収穫体験) → 夕方から筑波山へ。
              3. 宿泊はつくば市や周辺の温泉施設。翌日はケーブルカーで筑波山頂へ。
            • おすすめ季節: 春・秋が快適。夏場も湖畔の風が心地よい。

              まとめ

              茨城県は「首都圏から約1~2時間」の近さでありながら、海・山・湖・歴史スポット・グルメといった多彩な観光資源が集結する注目エリアです。

              • 四季折々の自然美や、徳川家ゆかりの史跡巡り、旨味たっぷりの郷土料理など、あらゆる旅のニーズに応えてくれます。
              • シンプルな日帰りプランから、のんびり1泊2日のコース、2泊3日で奥久慈や北茨城までゆったり巡るプランなど、何度訪れても新しい発見が待っているのが茨城観光の魅力です。

              茨城グルメをもっと深く知りたい方は、以下の記事もチェック!

              茨城県のオモウマい店まとめはこちら

              次のお休みは、ぜひ茨城へ足を運んでみませんか?
              美しい自然・歴史散策・あんこう鍋やメロンなどの絶品グルメを満喫して、思い出に残る旅を楽しんでください。

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